安全靴とは

 

 

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日本産業規格(JIS)における区分

JIS T 8101 安全靴

ISO国際規格の定義に合わせて「作業時の事故によって生じる障害から着用者の足を保護するための機能を組み込んだ靴」という定義となりました。

JIS T 8107 安全靴・作業靴の試験方法

いままでJIS T 8101の中で規定していた試験方法について、ISO国際規格に合わせてJIS T 8107として独立した試験規格になりました。

JIS T 8108 作業靴

今回新規に制定された規格であり、定義は「作業時の事故によって生じる障害から着用者の足を保護するための機能を組み込んだ靴。ただし、安全靴のつま先部に装着される先芯を装着していないため、つま先部の防護性能を必要としない用途向けとする。」と定義しています

JIS T 8103 静電気帯電防止靴

人体への静電気帯電のために起こる爆発、火災のような事故及び災害、ならびに製品の汚れなど生産への悪影響を防止するために、工場などで働く作業者が使用する靴についての規格です。今回JIS T 8101の改訂に伴い、引用する箇条番号が変わるなどの問題が生じたため、追補版が発行されました。

  1. 関係するISO規格
    ISO 20344 個人用保護具 – Test methods for footwear (靴の試験方法)
    ISO 20345 個人用保護具 – Safety footwear (安全靴)
    ISO 20346 個人用保護具 – Protective footwear (保護靴)
    ISO 20347 個人用保護具 – Occupational footwear (作業靴)
  2. 関係するISO国内対策委員会
    ISO/TC94/SC3 安全靴 (日本はISOでは議決権をもつPメンバーとなっています。)

 

日本産業規格(JIS)区分

 

 

材料区分による種類(記号)

  1. クラスT(CT)
    甲被は革製とし、表底その他の材料から作られる靴
  2. クラスU(CU)
    総ゴム製(加硫式)又は総高分子製(一体成型式)の靴

 

作業区分による種類(記号)

  1. 超重作業用(U)
    つま先部の耐衝撃性能200J・耐圧迫性能15kNを満たす靴
  2. 重作業用(H)
    つま先部の耐衝撃性能100J・耐圧迫性能15kNを満たす靴
  3. 普通作業用(S)
    つま先部の耐衝撃性能70J・耐圧迫性能10kNを満たす靴
  4. 軽作業用(L)
    つま先部の耐衝撃性能30J・耐圧迫性能4.5kNを満たす靴

 

作業区分による種類(記号)

  1. 耐踏抜き性(P)
    試験用くぎの貫通時の力が1,100N以上であるもの。同時に踏抜き防止板の構造、耐食性、耐屈曲性が規格値を満たすことが求められています。
  2. かかと部の衝撃エネルギー吸収性(E)
    表底の衝撃エネルギー吸収性が20J以上であるもの。
  3. 足甲プロテクタの耐衝撃性(M)
    足甲部への衝撃を緩和する性能で、粘土の最低部の残厚に試験用靴型の切欠き部底厚を加えた最低部の高さが25mm以上であるもの。
  4. 耐滑性(F)
    靴底の滑りにくさの程度を示す性能で、靴底の動摩擦係数が0.20以上0.30未満は区分1(F1)、0.30以上は区分2(F2)の2区分ある。
  5. 耐水性(W)
    クラスT(革製)の安全靴においての耐水性の程度を示す。
  6. 耐切創性(C)
    安全靴の耐切創性の程度を示す性能で、同時に耐踏抜き性も規格値を満たすことが求められています。
  7. 電気絶縁特性(I)
    安全靴の電気絶縁性の程度を示す性能で、電路の交流電圧区分によって300V超600V以下は記号I-600、600V超3500V以下は記号I-3500、3500V超7000V以下は記号I-7000の3つの種別あり。安全靴に使用する先芯は鋼製は使用してはならない。
  8. 靴底の高温熱伝導性(HI)
    安全靴の靴底の高温に対する内部までの熱伝導性の程度を示すもので、靴内部が規定温度になるまでの温度上昇時間によって、20分以上30分未満は区分1(HI1)、30分以上は区分2(HI2)の2区分ある。
  9. 靴底の低温熱伝導性(CI)
    安全靴の靴底の低温に対する内部までの熱伝導性の程度を示すもので、靴内部が規定温度になるまでの温度低下時間によって、20分以上30分未満は区分1(CI1)、30分以上は区分2(CI2)の2区分ある。
  10. 表底の耐高熱接触性(H)
    表底が高熱と接触したときに溶融しない性能を示します。
  11. 表底の耐燃料油性(BO)
    表底の燃料油に対する膨潤、収縮の性能を示します。
  12. 甲被の耐燃料油性(UO)
    甲被の燃料油に対する膨潤、収縮の性能を示します。

※これら種類と付加的性能については、安全靴あるいは箱に表示されています。

例1 【安全靴 革製S】・・・・ 革製の普通作業用安全靴

例2 【安全靴 革製SP】・・・ 耐踏抜き性能を持った、革製の普通作業用安全靴

 

 

 

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